愛媛県今治市への出張の続きです。
(詳しくは「今治出張レポート(観光編)」をご覧ください。 )
さて、本題のタオル工場内と関連する外注先さんを見学させて
いただきました。
前回お伺いしたときは、時間の都合で印刷工程までしか
写真がとれなかったのですが、今回は全工程をカメラにおさめてまいりました!
(とても勉強になりました!)
感想は一言で言うと、手間暇かけてる!
ひとつのタオルができるのに改めて時間をかけて丁寧に作り上げているな~と思い、
またこれは今治でしかできないな、とも思いました。
(日本で他にあるだろうか?)
それでは、一つずつ工程をご紹介します。
まず、糸からタオル生地を作る
当店のココロコのタオルが出来上がるまでには、いくつかの工程を経なければならないのですが、まずはタオル生地を作るところから、です。
ある日本の紡績会社から買い付けた糸の束を丁寧にタオル生地の反物(たんもの)に仕上げていきます。
写真は通称チーズ巻きといわれる、糸の束です。この状態で紡績会社からやってきたものを織っていきます。
いわゆる整経・製織といわれる工程で、反物にしていきます。
が、反物にしただけでは不純物や汚れ、毛羽立ちなどインクジェット印刷にはとうてい適さない状態なのでいくつか加工が必要になってきます。
シャーリング
シャーリングとは、タオル生地の表面を削って平らにし、ベルベット調にする加工のことです。
これで表の肌触りがさらに優しくなり、平らになるので印刷のインクもしみ込みやすくなります。
なお、このシャーリングですが、特殊なスパイラルカッターの機械で毛足を2回カットし、洗って乾燥させた後、それでもまだ立っている毛を最後にカット。合計3回カットすることで徹底的に平らにします。
(この工程は外注先となります。)
晒し
晒し(さらし)とは反物に含まれる、微細な不純物や汚れを洗って取り除いていく作業です。
また、乾かすときは途中でしわができないようにピンっと張った状態でゆっくり乾燥させていきます。
インクジェットプリント
大判の印刷ができるインクジェットプリントで印刷していきます。
蒸し加工
乾燥させた後、インクを定着させるために蒸し加工を行います。特殊なサウナ?みたいなところにタオルをいれて、約200度近い温度でゆっくりと蒸します。
この工程により、色落ちしにくいタオルになっていきます。
洗い
この工程はそのものずばり、です。
蒸し加工後は不要なインクなどを洗い落とし、また綺麗に洗って乾燥させます。
(こちらも専用の機械をもつ外注先さんが手がけます。)
縫製・・そして完成へ
検品後、これまた特殊なミシンできれいに1枚ずつ丁寧に縫製していきます。
その後、再度検品し、ようやく完成です!
まとめ
今回行ってみて改めて町全体がタオルの工場みたいなものだなぁと思いました。
「シャーリング」だけやっている会社、「洗い」だけの会社など、分業でそれぞれ持ちつ持たれつでやっていました。
あと、冒頭で申し上げた通り、当店の今治製タオルは1枚ずつ丁寧に制作しております。
決してサボっているわけではございません!
手間暇かけて、丁寧に、心をこめておりますので何卒よろしくお願い致します!
(もし仮に検品で汚れが見つかった場合は、即日印刷からやりなおし、優先的に早く仕上げるようにしております。やり直すからと言って、また1カ月かかる・・・
ということにはならないようにしております。)