10年通販ショップを運営して経験した大きな失敗3選

コラム

どうもです!ココロコ店長です。

実は今年2021年で当店「名入れギフト ココロコ」は10周年を迎えます。

10年続けてこれたのも、様々なご協力があってこそ。お客様、取引先、スタッフ、家族すべてに感謝です!

この10年、山あり谷ありでした。

決して順調ではなかったですね~。でも、コツコツやってまいりました。

今思えば、もっと「ああしておけばよかった」というのはありますが、今回は10年を振り返ってみて通販ショップを運営してきた中で大きな失敗を3つ選んでみました。

では、いってみましょう!

在庫のとりすぎ

まずはこれ。在庫問題です。

結論から話すと、在庫をとりすぎて資金繰りが悪くなりました。

立ち上げ当初、受注してから発注する形をとっていました。注文が増えるにつれ、「早くほしい」というご要望が。

それに応えるため、徐々に一部商品は在庫をとるようにしていっておりました。

そこである商品の在庫をまとめてとることにしたのですが、いつもよりも多く発注したところ
思惑がはずれ、思ったより商品が出ずに苦しい思いをしました。

何が苦しいかというとやっぱりお金です。
次の項目でも詳しく説明しますが、先に請求書がくるんですね。当たり前ですが・・・

でも、商品がお金になるのは出荷してから1~2か月後。ほとんどがカード決済なので、実際にお金が振り込まれるのが出荷してから1~2か月後。

先にお金がどんどんでていってしまうのが、つらかった・・・

また、在庫をおく場所の確保も苦労しました。(これもコストになります。)
場所の整理、時間にもかかりました。

以後、それからは在庫をとるにしても多く取りすぎないように心がけるようになりました。


お金の流れを把握できてない

商売する上で基本で、「先に(仕入れ先に)支払って、あとで(お客様から)お金もらう」という流れがあります。

通販を始める前はWEBデザインをメインでしておりましたので、「何か物を仕入れてから売る」という経験がなく、そのあたりを深く理解しておりませんでした。

厳密にはWEB制作も先に「労働」することで先払いして後からお金をもらっているのですが、
当時はそのあたりが意識が甘かったですね。

あれもこれも先に仕入れてしまうと、商品がお金になる前に資金ショート・・・黒字なのに倒産なんてことも。

その当時は自分の貯金を崩したりして幸いなんとかすみましたが、通帳を見ながら冷や汗がでたのは今でも覚えています。

それ以後、もっと勉強せねば・・と反省しました。

大量注文の罠

セールで大量に注文来た場合、手放しで喜んじゃだめですね。

「遠足は家に帰るまでが遠足」と同様に、出荷してちゃんとお客様に届けるまでが通販です。

だいぶ前になりますが、年末に安価な名入れバッグを広告を出して販売したところ
数日で1000件くらいに注文になったことがありました。

受注のメールがひっきりなしに来るのをみて最初はテンションがあがりましたが、
だんだん「これを全部期限内に作って梱包して出荷するのか・・・」と焦りました。

楽天の担当の人に聞いた話ですが、安売りして大量の注文を受けたにもかかわらず、対応できずに逃げたショップもあるとか。

もちろん、そんな無責任なことはしませんでしたが、途中で体調崩したり、ほぼ徹夜でプリントしたり・・・年末も正月もなかった日がありました。

セールだけじゃない通常購入のお客様もいるので、身の丈に応じたことしないといろんな人に迷惑をかけることになることを痛感しました。

まとめ

在庫、資金繰りにまつわることがメインになりましたが、どの業種であろうと共通の課題かと思います。

失敗を糧に・・・という言葉もありますが、できるだけ失敗したくないというのが正直なところ!笑

10年前こそありませんでしたが、今ではYOUTUBEでも通販やビジネスに関するノウハウを公開している有料級の動画がたくさんアップされ、kindleやオーディブルで手軽に本も読める、聞ける時代になりました。

それらで勉強しながら、失敗をできるだけ避けつつ、でも恐れずにこれからもおこるであろう問題に立ち向かっていきたいと思います。

日々精進!

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