熨斗の書き方で間違えないための3つの重要マナー

コラム

どうもです!ココロコ店長です。

先日の「新社会人の方へ!熨斗でおさえておくべき4つの用語と水引のマナー」に続き、熨斗を書く上で間違えないための重要なマナーのポイント3つを、よくある間違いとあわせてまとめてみました。

これだけ覚えておけば、おおよその熨斗については大丈夫だと思います。

では、早速いってみましょう!

結婚祝い、快気祝いの水引は「結びきり」

  • 結婚祝い、快気祝いはの水引は結び切り
  • 一度だけのお祝いごとのときに使われます。

結婚の御祝いなのに「蝶々結び」にすると「何度も(離婚して)結婚するんですよね」という意味にもなりえるので、大変失礼になります!
また、快気祝いなのに「蝶々結び」で贈ってしまうと「何度もケガや病気をして入院するんですよね」というこれまた不吉な意味にもとれてしまうので、注意しましょう。

誕生日祝い、出産祝いの水引は「蝶々結び」

  • 誕生日祝い、出産祝いなどは蝶々結びにします。
  • 「何度あっても良い」「繰り返したい」お祝いに使われます。

お誕生日祝いなのに「結びきり」にすると「もうあなたに来年(の誕生日)は来ないよね」という非常に縁起が悪いというメッセージを伝えることになってしまいます・・・!気をつけてくださいね。

出産内祝い(出産祝いのお返し)の下書きは赤ちゃんのお名前

出産祝いをもらってお返しする場合は「出産内祝い」といいます。

熨斗の表書きは「内祝」としますが、下書きは自分の名前ではなく、
「うまれた赤ちゃんのお名前」を入れるのが一般的です。


基本的に熨斗の下書き部分は「贈る側の(自分の)名前」を記載しますが、出産内祝いの場合のみ赤ちゃんのお名前になります。
(御祝いしてくれた方に赤ちゃんの名前を教えて、「●●を今後もよろしくね」という挨拶の意味もこめられています。)

ここでよくある間違いが下書きを「自分の苗字」にしてしまったり、「相手のお名前」を入れてしまう場合です。ご注意ください。

追記 似ているけど全く違う!「祝お誕生」と「祝お誕生日」

番外編ですが、お誕生日のお祝いの表書きを「祝お誕生」としてしまうと、「出産祝い」となってしまいます。(赤ちゃんが生まれたことに対する御祝いとして受け取られてしまいます。)

「日」の一字を忘れると大きな間違いになるので、お誕生日のお祝いの場合は注意しましょう~!

まとめ

以上、3つのポイントでした。

社会人になって熨斗を付けて贈るときって、冠婚葬祭のお仕事をされている方以外はそんなに多くないと思います。だからこそ、間違えないようにしたいですね!

上記をおさえておけば、おおよそのことは大丈夫だと思いますので、覚えておいて損はないと思います♪

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